コース概要

本コースでは、英語による具体的な実務処理の能力を養成します。
・通信やITサービスの話題を題材とした物語の読解
・海外ベンダーに問い合わせる英文メールを作文
・お客様へ訪問時のシステム要件ヒアリング
・ネイティブ講師が扮する顧客との疑似商談
これらの演習によりサービス説明や商談を英語である程度可能となります。

【対象者】
・英語力を実務的学習で伸ばしたい方
・通信技術の用語や技術表現を学びたい方
・英語力を高めたい方、実務で英語が必要となりそうな方
・目安TOEIC では、４００点から５００点程度の方ですが、どなたでも歓迎です。

 

コース目標

・通信機器（ルータ、スイッチ、ＦＷ、データセンタ）等の英文マニュアルを理解できる。
・英文メールで海外のベンダーに問合せができる。
・外資系企業のお客様にも自社のサービスや製品を説明できる。

コース内容

【1日目】
・オリエンテーション
-英語の勉強方法、継続学習の秘訣、英文法（基本5文型）
-ネイティブ講師との面談準備（トークシートの作成）

・英会話セッション（ネイティブ講師）
-パートⅠ：雑談（Small Talks）
挨拶から自己紹介までを便利なエレベータトークのフォームに書き込んで自己紹介トークの演習を行います。
更に、講師が提供するサンフランシスコの話題を楽しみます。その後、自由な会話を楽しみます。

-パートII：ネイティブ講師を相手に「自分を語る」
面談トークシートを使用し一対一で講師から簡単な質問を受けます。
講師から聞いてほしい点や、受講生が好む話題を先に伝えておきますので、
気楽に自分なりのペースで面談対応ができます。いわば、度胸試しです。

・エンジニアリングの現場で使えるアクティブ英語
教材「ITエンジニアが覚えておきたい英語動詞30」を使い、
インドの技術者がソフト開発の現場でよく使う英語動詞に慣れます。
選択10ワード：
Do、Have、Get、Give、Make、Take、Put、Go、Come、Look

・英文メールのライティング演習“English for E-Mail”
電子メールの書き方、返信の仕方、クレームの出し方、 ベンダーへのエスカレーション方法を演習します。
注：実際に短めのメールを作文して頂き、翌日には添削をお返しします。

【2日目】
・模擬営業折衝
-自分の会社の紹介とサービス内容を簡単に書き出します。
その後、講師とともに「商談トークシート」に記入します。注：用語は講師から提供します。

・英会話セッション（ネイティブ講師）
-パートIII：ネイティブ講師を相手にサービスか製品を紹介する模擬演習をします。
ここで、事前に作成した「商談トークシート」を使用します。

・商談（Role Play）
ネイティブ講師が外資系企業におけるIT担当役員を演じます。
生徒は営業又はフロントSEとして企業を訪問し、自社の製品やサービスを紹介します。
いわゆる模擬営業で、要件ヒアリングを英語で試みます。注：ネイティブ講師と一対一で行います。

・英文記事の読解（ボイス・オブ・アメリカ（VOA)）
米国の公共放送Voice of Americaから読み易い通信関係の記事を選択して教材にします。
記事の読解とリスニング演習をします。　備考：継続学習にVOAはお勧めです。

・ケース・スタディ（企業ネットワークの拡張）
通信技術に関する具体的な物語：“English for Telecom（電気通信の英語）”から
主要な分野を選択し、基本概念と表現、ビジネス場面での会話を学習します。
＜あらすじ＞ロンドンのOil会社が南アフリカで石油の採掘活動を行う。
アフリカの支店からリモートアクセスするPCが使えないと、社員が申告する。
それにロンドンのHelpdeskが対応するシーンです。
２時間で、インフラネットの構築や故障探索フローをじっくり演習します。
出典: English for Telecoms
- Unit 4 Networking (Global Infrastructure, Enterprise NW management)

前提条件

特にありません。どなたでも歓迎です。

教材

・科目ごとのプリント教材
・配布：ITエンジニアが覚えておきたい英語動詞30　著者：板垣正樹　出版社：秀和システム　
　※教材郵送のため住所情報提出が必要となります。