コース概要

既存の IT 環境のコンテナ化をご検討されている上級者向けのコースです。

コンテナ技術/Docker について学んでいただいた後、既存演習環境を部分的、段階的にコンテナ化する手順をハンズオンを通して習得していただきます。

まずはコンテナのメリットである、本番環境への影響がない部分的アップデート・切り戻し手順をご体験いただきます。

既存環境をコンテナ化する場合、いきなりシステム全体をコンテナ化する必要はありません。部分的、段階的に行うことが可能で、頻繁なアップデートやリリースが必要な部分のみコンテナ化するほうが現実的です。まずはその手順を学習していただきます。

その後演習環境全体のコンテナ化手順を学んでいただきます。

【対象者】

・Docker/Rancher の導入をご検討されている方
・アプリケーション開発者の方

※コンテナ仮想化を学ぶ Docker / Rancher / Kubernetes 実習研修を受講してから
本研修を受講すると、より理解が深まります。

コース目標

このコースを修了すると、受講者は次のことができるようになります。

・Docker の基本的概要を理解する。
・Docker の基本コマンドの使用方法を習得する。
・dockerfile/docker-compose によるコンテナ環境の構築方法を習得する。
・システムの部分的コンテナ化手順を理解する。
・システムのコンテナ化手順を理解する。

コース内容

モジュール１：Docker とは
モジュール２：Docker コマンド
モジュール３：DB コンテナのバージョンアップ
モジュール４：システムの部分的コンテナ化
モジュール５：システムのコンテナ化
モジュール６：開発環境のコンテナ化

前提条件

Linuxの知識を有する方
Linuxの基本コマンドを入力、実行できる方
viエディタでのファイル編集が可能な方

教材

オリジナルのテキストを使用します。